30日

ソロコンサートシリーズが終了しました。

皆さまありがとうございました。

5月、7月、9月、三回に渡り全く違うテーマで開催しましたコンサートシリーズ、最終夜は「joyful  night」。

Rock、Tango、民謡、映画音楽、映像、オリジナル。

できうる限りの「楽しい」を詰め込みました。


walzerさんでの3回のシリーズを通して色んなことを感じました。

山下さんからは「三回ともほとんど曲目変えてるんだよね?てことは4時間超のコンサートが今後できるね!」とのお声を頂きましたが、体力的に無理です。(お客様もしんどい。)

けれど、それも含めて全てが今後に繋がるシリーズでした。


第一夜がスタートする前からシリーズを楽しみにしていると仰ってくださる方や、全部は行けないけどこの回だけを楽しみに来たよと言って下さる方々に、どうやって楽しんで頂くか、考える時間が回を増す毎に増えました。

準備も含めてとても幸せな時間でした。

ありがとうございます。


さて、シリーズは終わったけれど、課題も見え、やるべきことが山のようなのは変わりません。

これからも精進します。


今後のコンサートもどうぞお楽しみに。

29日

ご無沙汰してます。オトカリテさん。
秋色のコンサートでした。

季節の変わり目に、クラシックの音色と秋の童謡をピアノトリオで。(花粉なのか風邪なのかなんなのかグノーでは私がくしゃみを必死で我慢しながらお届けするという新しいパフォーマンス。いや許しがたい。皆々様も季節の変わり目ご自愛下さい。)

里の秋はTrinkleのオリジナルアレンジでした。
赤とんぼと並んで、大人の秋を思わせる二曲。

オトカリテさんではそろそろハロウィンの装飾も増えてきました。
明後日くらいからこのパネルも出るかもしれません(明後日くらいから…このゆるーい感じがオトカリテっぽくて好きです。笑)
本気でやったら生首の如くなりました。

お越しくださいました皆様、ありがとうございました。
(くしゃみがとまらなーい!)

20日

先日はご無沙汰していたピアニストとの本番でした。
二年ほど前にご一緒して以来でしょうか。
今年の夏は幅広くたくさんの方にお仕事ご一緒して頂きました。
私の小さな脳みそは少し気を抜くと凝り固まってしまうので、色んな人とご一緒して、色んな刺激を頂くことに。
初めましてやご無沙汰していた方にお会いすると、シャキッとするもので怠け者の私にしてはとても素晴らしい案でした。
そんな夏の話でしたが季節はすっかり秋。
今月末は久しぶりのオトカリテさん。

ファッションが大好きな私にとって大好きなコンサートですが、特にこの季節が好きです。
春色は心新たに前向きになり、夏色は元気が出ますが、秋色は美的感覚が待ってましたと目覚めます。
音楽というアートに関わっている限り、ファッションへの感覚も常に研ぎ澄ませていたいものです。(ただ、早くに衣替えしすぎてちょっと暑い。でも我慢。)

15日

バタバタと目まぐるしく毎日が過ぎ去っていきます。
朝晩は寒さを感じるほどに秋めいてきましたね。

先日はお仕事で沖縄は与那国島に参りました。
本当にお仕事のみでしたので、南の島を楽しむ余裕もありませんでしたが、温かい人達と満天の星空、どこまでも透き通った海に感激しました。
プロペラ機から見える海も信じられないほど鮮やかなブルー。

日本に数種しかいない在来種の与那国馬も、私たち人間の生活範囲内に放牧されていました。(道に普通にいた)
少し小さい体でポニーに分類されるそうですが、島という環境で多品種と交配や品種改良されることなく系統が保たれてきたそうです。

のんびりと流れる時間に心癒されました。
今度はゆっくり休日に来たいと心から思いました。

与那国島で出会った皆さま、お世話になった優ちゃん、ありがとうございました。

3日

cafe bourréeさんにて、ピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラトリオコンサートでした。

まだまだ学生抜けしない頃にたくさんお世話になった長谷川みささんは、やっぱり本当に素敵で超絶のピアニスト様でした。

昔から変わらない、クラシックピアニストのイメージを覆す柔軟性と透き通る音とダイナミックな世界観。

本番の音は更に聴きこんでしまう音色で、メロディを演奏しながらこんなに音を聴きこんでしまうピアニストは、やっぱり今も昔もこの方だけが持つ魅力なのだなぁと実感しました。(というのを言い訳に、みささんに罪をなすりつけたのは私。「みささんの音に聞き惚れてしまって入りそこねたんですよ、私のせいじゃないもん」ただのミス。)


どの会場でもどんな楽器でもどんな状況でも、なんでも来いという姿勢は私が今も「そんな人でいよう」と思える発端になっています。


待谷翠ちゃんはいつの間にかヴィオリストになっていて(昔はヴァイオリン科で一緒に勉強していました。)そしてとても上手くなっていて(ものすごく上からみたいに聞こえるけど本当のこと)でも相変わらず言いたいことを思いっきり言い合える関係は健在で、とにかくなんだかすごく楽しいコンサートでした。


急な告知にも関わらず、お越し下さった方々には本当にありがとうございました。

また、間に合わないけど…と遅れてお顔を見せてくださった方もいらっしゃり、とっても嬉しかったです。

ありがとうございます。


会場のcafe bourréeさんにはレコードが飾ってありましたが、その中にわたしがCD版でよく聴いていたもののレコードがありました。

昔話の如く「レコードが擦り切れるほど聴いた。」というお話をお聞きしても、その経験が無く(CDデッキが壊れたことは何度もあるけど)今では簡単に手に入れられて簡単に再生できてしまう時代になりました。

便利であることは豊かな暮らしをする上で必要な進化なのだとは思いつつ、便利になりすぎるが故に失われる風情が少し勿体無く感じてしまいます。

豊かな暮らしってなんでしょうと思ったりもします。
少し時間と手間がかかっても、巻き戻したり、この辺かしらと再生してみたり、そういう行為や時間も時には心を豊かにしてくれたりするのではないかしらと、珍しくそして文字通り、物思いに耽る夜でした。(完全に昭和フェチ昔好きの戯言ですな。)(だって恩恵にも預かっているのだから。新し物好きの矛盾。)