31日

本日はカルテットのお仕事に参りました。
到着が一番乗りでしたので暇潰しに変顔を携帯に撮りためていたところ(え)窓の外の通行の方と目が合い気まずい思いを致しました。
本日はハロウィンということで魔女の帽子をメンバー全員かぶりました。
折角ですので帽子(と、通行人と目があった瞬間の写真、控えめに)をご覧頂きましょう。(後ろの黒いカーテンのシワがすごいですね。三角形に折りたたんでなおしていたのかな。←黙りなさい)
最後の曲を弾き終わったタイミングで小さなお友達が「ヘイッ!」と仰ってくれたのが衝撃可愛くとても癒されました。

今日はこれからまだまだリハーサルへ参ります。
普段は絶対この時間にお仕事しませんので「秋だなぁ」と感じます。音楽家にとっては季節柄です。   
まだまだ頑張ります。
PS
しかもこんな季節に蚊に刺されました。二箇所も。

30日

陽が落ちるのがめっきり早くなりました。
秋冬の色合いが好きで、この季節の夕焼けは毎日逃したくないほどですが、早くに過ぎ去ってしまうのでなかなか見られません。

昨日はレコーディングのお仕事でした。ありがたいことに、近頃レコーディングに参加させて頂く機会が増えてきました。

負けず嫌いなのと、1回目の演奏が色んな意味で一番良いことが多いので、なるべく録り直しの必要がないように心掛けますが、やはり機械じゃない私は今のところまだ一度で納得のいくものに巡り会えたことがありません。
コンサートとは全く違うことですが、私はこのお仕事がとても好きです。
自分の音と、自分の技術、音楽、色んなものに対峙できる気がするし、何より主観ではなく自分自身を客観視する、また第三者に良いか悪いかをシンプルに判断して頂く稀有な機会です。

自分自身の音源を作ることができる時までにもっともっと勉強を続けたいなと思う日々です。

昨日は夕焼けがとても綺麗でした。
それだけで一日が大満足。

30日

十日ほど前になりますが、川井郁子さんコンサートのサポートさせて頂きました。
前回は大きなホールでしたが、この度は京都の二条城にて完全生音のコンサートでした。
毎回たくさんのことを学ばせて頂きますが今回も例に違わず。

会場の雰囲気に合わせて和風な選曲と、その中に上手い具合に入り混じる和風アレンジのクラシック曲。
郁子さんのステージは始まりから終わりまで一つのストーリーとして起承転結がはっきりとしており、本当に楽しく感動的な空間になります。

夢を見ているような、そんな風にさえ感じます。

28日

リハーサルでした。
11月9日はとても楽しみなコンサートです。
ヴァイオリニスト西原百合絵さんと、ピアニスト藤岡莉央さんとのトリオ演奏会。
プライベートでよく御一緒させて頂いておりましたが、3人での公のコンサートは初めてです。
百合絵さんとは恐らく3〜4年ぶり。(確かグランフロントのURGEさんで3Vn,Pf,Drsでした。)

そしてこの百合絵さんは私にとって一番大切な一年を共に過ごした姉妹のような大好きなヴァイオリニストです。
莉央さんもこの一年ほど、たくさん一緒に演奏しました。クラシックもですが、ポップスやジャズなどオールジャンルで活躍するパワフルなピアニスト。

この3人での演奏会は滅多になく、やっとやっと実現することになりました。(あの一年以来ユリナオはどうやら同じ現場に居られない運命のようでして。)

本当に本当に楽しみです。
(いつもコンサートは楽しみなものですが、なんだろう、遠足っていうより運動会って感じ!←主観すぎる)
皆さまお時間がございましたら、この子供みたいにテンションの高い私に会いに来て一緒に楽しんでくださいませ。(席数があまり多くなく、そろそろご予約いっぱいになりそうとのことです。)
よろしくお願い致します。

25日

爪が新しくなりました。
大好きなボルドーに星を散りばめて小さな空。

23日

楽器屋さんにお預けしていた弓を取りに行きました。

いつも通り、毛替えした弓を返して頂こうと待っていると、職人さんが最終チェックをしながら弓の毛におもむろにライターの火を近付けました。


思わず「それ、何してるんですか?」とお聞きしました。(気になると聞かずにはいられない。しかも無知。)

「一本一本細さが違うから、時間が経つと湿度やら温度の変化で伸びたりする毛が出てくるんですよ。ほらココとか。」(わざわざ別の弓を出してきて指差してくだすったところに、弛んだ毛が一本)
「これに熱を与えるとほら」(ヒュッと他の毛に揃う弛んでた毛)

な「おお〜!!」

「あ、自分で絶対やらないでくださいね。松ヤニ付いた状態でやると固まってまたすぐここに来てもらうことになりますから。」(コイツ絶対やるな。と思われたのでしょう。)
「弛むのは時間が経つとしょうがないし影響はないけれど、どうせなら全部揃った綺麗な状態でお渡ししたいじゃないですか」と。

さすがですね。素敵です。
こうして良い音で演奏することができるのです。
いつも本当にありがとうございます。

さて、そしてこの日は梅田ディスクユニオンクラシック館さんでのインストアライブでした。

クールアンからanでのクラシックを交えたコンサート。

これまで演奏させて頂いてきた場所の中で、恐らく一番お客様との距離の近い場所でした。
弓を刺してしまわないように気をつけました。

クラシックのレアなレコードやCD、DVDがたくさん並ぶお店で、コアなクラシックファンのお客様にも出会いました。そして、Cool an Temporaryのサイトでご覧下さった皆様もたくさん来てくださり感激でした。
いつもチェック、ありがとうございます。

私個人としては綾子さんのクラシックの演奏を聴くことができたことが嬉しかったです。
一般的にトランペットはファンファーレ的なイメージがきっと強いから、繊細な音の連なりや、フレーズ、綾子さんの演奏にはいつも色々なイメージを覆されます。

綾子さんが組んでいるトランペットカルテット「キャトルフィーユ」さんが12月にクラシック中心のコンサートをされるそうなので、是非皆様も新しいイメージを体験しに行ってみてくださいませ。(といいつつ、何を見れば情報が分かるのか分からない役立たずっぷりを激しく陳謝)


PS
この日はクールアンの先生と若も聴きに来てくれており(メンバー名が…)棚の陰に隠れていたようですが、監視カメラでバッチリ映っておりました。
綾さんと写真を撮るのを忘れたくせに、こんな写真は撮っておりました。

22日

長い長い一日でした。
まずはカルテットのコンサートで兵庫県は丹波まで参りました。
重厚で素敵な石造りの建物の中で、気持ちの良い響きを100名を超えるお客様にお聴き頂くことができました。

ヨーロッパの建物はほとんどが石造り。
楽器が喜んで鳴っているのを感じました。

今回、チェリスト小棚木優ちゃんが選曲MCなど進めてくれましたが、私は彼女のカルテットの選曲が実は昔から好きです。
今日も例外なく、秋の実りと芸術の深みを感じられる楽しい内容で、演奏していてウキウキする時間でした。

丹波でお会いした皆様、ありがとうございました。
(せっかく久々のメンバーでの演奏だったのに、写真を撮るのをまたも忘れておりました。)

さて、コンサートが終わると電車に飛び乗り、明石へと足を早めました。
Cool an Temporary アコースティックライブ。
アルバムナンバーからソロステージまで、いつもと違った音でした。

そして、私の曲もご披露させて頂きました。
曲をご説明するのが下手過ぎてなんだかなぁ、ですが精一杯しどろもどろにもなりつつ曲について胸の内をお話ししました。

驚きました。
演奏の一番終わり、ピアノの間奏に入る瞬間に拍手が起きました。
お歌でもないのに、楽器弾きなのに、こんなことがあるのだと、初めての気持ちを味わいました。
人に何かが伝わっていると感じました。
受け取ってくださった方。ありがとう。本当に。

忘れないでおこうと思っております。この気持ち。

ライブ後お帰りの際に、高校生(くらい?)の男の子が、「あの、とても感動しました。お話に。」と。

【な】「わぁ!ありが…んん?話に?曲じゃなくて?話に?」
【高】「はい!本っ当に感動しました!」(真っ直ぐの澄んだ瞳と共に)

ありがとう…。
どんな形でもあなたに何か通じたのなら私は幸せです。
最後に、ポチさんでいつも嬉しい賄いを頂きました。
会場の皆様、大阪からですと遠い明石までお運びくださった皆様ありがとうございました。

明日はan(綾子と尚子)で、ディスクユニオンクラシック館さんにてインストアライブです。
クラシック館ですので、せっかくですからクラシックをやりたいなと考えながら、明日を楽しみに眠ります。

長い一日。
明日も元気でおやすみなさい。

22日

おはようございます。
本日は明石POCHIさんにてCool an Temporaryアコースティックライブです。
出演者も3人ですので、いつものCool an ライブに比べるとアットホームな感じになるのではないでしょうか。

今更気が付きましたが、この日記を読んでくださる心優しき皆様にご報告するのを忘れておりました。
10月3日に開催致しましたソロコンサートでは、初のオリジナル曲を二曲演奏させて頂きました。というご報告。(大きなびっくり報告でなくてすみません)
(会場にお越し頂けなかった方に日記でお伝えしようと思いながら忘れておりました。このパターン多すぎますね。…あれ?書いたっけ?←。)

今日のPOCHIさんでも、そのうちの一曲をご披露させて頂こうかなと思っております。

アットホームでアコースティックな時にしかできない、少し大人な本日のクールアンをよろしくお願い致します。
前回のぽちさん。
この写真すごく楽しそうですきです。

18日

どうしても力んでしまう周期があります。
ヴァイオリンは共鳴楽器ですので、力むと途端に響きが悪くなります。
また身体ももちろん疲れますし、手や腕肩、背中にまで支障をきたします。

力んで良いことなど何もないのに、なぜ周期的に力んでしまうタイミングが訪れるのでしょうか。またそうこうしている内に、ある日突然力がすっと抜けて良い状態に戻りますが、そのタイミングも掴めません。
悔しいけれど、こんなに長く楽器に携わっているのにこの謎が毎度解けません。
全身脱力人間になりたいと切に願います。

何年か前に、泥酔したヨガの先生を介抱した事があるのですが(え)その方は全身タコみたいにフニャフニャでした。
腰を持とうとしても、海老反り型にペタンと折れてしまい持てず、腕を肩に回そうとしても肩がフニャフニャで腕がかからない。座らせようとしても前にペタンッと折れてしまう。たとえ力持ちの男性でも持ち上げようとすると腕から体がずり落ちてしまい持てずでした。
その時は「体が柔らかい人は泥酔すべきじゃないな」とコッソリ思ったりしておりましたが、それはもう羨ましいほどの軟体でした。

あんな風になれば脱力もできるのかしら…。(泥酔故の脱力だろうに)

どうでも良い話を挟みました。
緊張と繋がっているような気もするし、脳から攻める方が良いのかしら。

うーん。
研究です。

16日

大阪エヴェッサの観戦に参りました。
中学生の頃、漫画のスラムダンクが大好きで読みまくりましたが、実際の観戦は初めてです。

ものすごく楽しかったです。
ゴールが次々決まるから、観ていて常にハラハラドキドキ。
試合前と後のパフォーマンスも凄くて、エンターテイメントとしても本当に楽しめました。
(試合中は興奮して写真を撮り忘れたので、選手の入場シーンのみの写真…。)
(ボールを片手で持っているだけで、すごっ!ですので、そりゃあもう終始感動でした。)

日本代表選手を三人も有するシーホース三河に僅差で負けてしまいましたが、最後の1秒までゴールを目指す御姿に、安西先生の「諦めたらそこで試合終了だよ」を思い出しました。
(私も最後の一音、響きが消えるまで聴いていたいもんなぁ。。と無理矢理こじつける。)
この試合はクールアン綾子さんにお誘い頂いたのですが、会場のフォトブースでテンションのままに撮影。(大人気なく2回…。an。)
明日はanと先生で、22日POCHIアコースティックライブのリハーサルです。(先日ファンの皆様も先生!と呼んでいるのをお見かけし、ちょっと面白かったです。あだ名が先生。)

15日

曇りなき秋空の下深呼吸をしております。
まさに今、なうです。
身体中にカラッとした気持ちの良い空気を取り込んで、今日も元気に過ごせることに心から感謝です。

ですが乾燥にはご注意を。
加湿器を持ち歩く時期になりました。(楽器は喜んでいるけれど)

10日

三連休はいかがお過ごしでしたか?
最終日はTrinkleでオトカリテ千里中央さんに出演させて頂き、その後Soap opera classicsさんにて、ブッキングライブにお邪魔しました。
Trinkleは秋仕様。
素晴らしい秋晴れの体育の日。
Trinkleアレンジの秋の童謡メドレーは三人で作った当初よりなんだか色合いが増えたようで、既製の譜面とは違い、アレンジ作品は年月と共に変化が楽しいねと話しておりました。

SOCさんにてはブッキングライブ。
普段なかなか他のアーティストの方がいらっしゃるステージに出演させて頂く機会がないので少し緊張しておりましたが、楽しいバンドメンバーと素敵なハーモニカ奏者の矢木秀行さん、そして何より駆けつけてくださったお客様のおかげで楽しく終えることができました。

なんと、RING ABELのライブにいつもお越し下さっていたご家族に久しぶりにお会いできました。暖かい笑顔にお会いできてものすごく嬉しかったです。 

お越しくださいました皆さま本当にありがとうございました。

つい先日まで夏が戻ったかのような暑さだったのに、秋をすっ飛ばして冬が来てしまったかのような寒さです。
お風邪など召されませぬよう温かくしてお休みなさいませ。(誰)

8日

トリンクルの三人でクローズコンサートでした。

終了後には来月のコンサートの打ち合わせも兼ねてお茶を。

高校の同級生の長井氏、同じ大学の小棚木氏、今ではお仕事の時くらいしか顔を合わせることができませんが、会えば同級生三人。お仕事や活動の話から、プライベートな話まで尽きることなく気付けば随分時間が経っていました。

 

来月21日のコンサートは、毎年秋に開催しているものとは少し違って、内容はこれまでの約4年に三人で作り上げてきた様々なトリオの楽曲からの選りすぐりスペシャルライブですが、ラフな気持ちでTrinkleと過ごしてもらおうという企画です。

お昼のコンサートが多かったTrinkleのナイトライブ、楽しみです。

ご予約開始しておりますが、席数に限りがありますので、お早めに宜しくお願い致します。

 

 

PS

スケジュールページの日付がごっちゃになってしまっており、数名の方からTwitterやお問い合わせよりご指摘を頂きました。(溜めて一気に更新するからこういうことになる。怠惰陳謝。)

訂正させていただいております。

皆さまありがとうございます。

6日

良いお天気です。
まさに台風一過という感じでしょうか。
カラッとして清々しい日です。

Trinkleリハーサルでした。
来週10日月曜日のオトカリテ千里中央さんにむけて新たな曲も増えました。
この日は、オトカリテ後に東梅田ソープオペラクラシックスさんにてブッキングライブもあります。

先日はそちらのリハーサル。

ソロコンサートにて、「五重人格くらいありますね」とお声がけくださったお客様がいらっしゃいましたが、10日の夜は中でも特に元気なモードです。
バンドスタイルでの演奏もとても久しぶりですし、ハーモニカの矢木さんもかなりお久しぶりにご一緒させて頂きます。
バンドメンバーが皆さま楽しいので、私もとても楽しみです。

3日

松本尚子 ヴァイオリンコンサートが終了致しました。

まずはお越し頂きました皆さま、激励くださいました皆さま、本当にありがとうございます。

 

今回、当日のお話でもお伝え致しました通り初めての事だらけのステージでした。
常日頃新しいことに出会うことは多い活動スタイルではありますが、今回は一時に詰め込まれておりました。
初めての曲、ジャンル、それもタンゴやジャズなど一朝一夕では太刀打ちできないものばかり。
更には作曲。
根性のみの自分なりにできる限りのことをして迎えたこの日でしたが、まだまだ拙い演奏となりましたこと、悔しい気持ちが残っているのは事実です。(ごめんなさい)
ですが新たな自分に出会えたような、やっとスタートに立てたような気がしたのもまた本当です。
一緒に過ごして下さった皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さまからの嬉しいご感想の数々が、次への勇気と感じました。
 
そして、このステージを与えてくださったピアニスト塩入俊哉さん。
選曲からリハーサル、本番まで勉強させて頂くことで溢れておりました。
これからもたくさんのことを学ばせて頂きたいと感じました。
ありがとうございます。
 
好きなものがまた一つできました。
この宝物をこれから大切に一生懸命磨いて、もっともっとたくさんの皆様と楽しい音楽の時間を過ごせるように精進を重ねて参ります。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

ありがとうございました。

胸いっぱいの感謝を込めて。

 

Photo at Soap opera classics

背中を押して下さった会場関係者の皆さまへも、大きな感謝を。

 

尚子

 

PS

コンサートが終わりホッとしてしまったのか、日記の公開設定をまたも間違えてしまいました。

遅くなりごめんなさい・・・。(とほほ…)