11月ももう終わりに近づいています。
この秋は、本当に色んなことがありました。
お仕事で訪れた岡山では、母がコンサートを聴きに来てくれましたので、一緒に観光を楽しむことができました。
私にとって叔母のような存在の母の親友にも会うことができ、公私ともに充実した岡山の時間でした。
鳥取のコンサートへは、3回目の訪問になりました。
昨年、山下憲治さんのエスコートで青山剛昌ふるさと館を旅したこと、覚えてくださってる方もいらっしゃるのでは…(私はめちゃめちゃ覚えている。この上なき幸せな時間を過ごしたから!その記事はこちらから)
今回もソロの時間を頂いておりましたが、なんだか昨年までの自分と違う表現になったと自ら感じました。
ソロとして歩みを進めているからこその引き出しを、少しだけ開くことができたかな?と思えたのが嬉しい旅でした。
SNSに記載もしましたが、初めての岡山〜鳥取一人移動では、初めてのスイッチバックを経験し(寝ながら)、一人だけ進行方向と逆に座っていたのも良い思い出となりました。
男女ユニット「ワライナキ」時代に大変可愛がって頂いた白井大輔さんのディナーショーでは、久しぶりにサポートの仕事を堪能しました。(まさに堪能。)
ソロになられた大輔さんは、私の知っていたどの大輔さんとも違う眼差しで、歌声で、そして私の知っている優しさと大らかさはそのままで、お会いしていなかった2年の間に、とても大切な時間を歩まれたんだろうなぁと感じました。
ソロのアーティストとしての歩は、私にとっても大きな刺激となりました。
熊本では、綺麗な夕日に出会えました。
私の人生を変えた人と勝手に思っているバイオリニスト川井郁子さんのバック演奏。
サポートのお仕事を全て辞めても、塩入さんと出会ったこの方の本番だけは、勉強になることしかなく、ずっと求めていただける限り尽くしたいと思えます。
今回の旅で、なんとお客様が私のホームページやSNSを訪れてくださったり、ストアからCDをご購入くださったりと、後ろで演奏している一ストリングスにまで目や耳を傾けてくださっているということに感激しました。
さすがは川井さんのファンの皆様です。
私も、もっともっとお客様に隅々まで見て聴いて頂けるアーティストになります。(既に隅々まで聴いてくださってる方もたくさんいるのが嬉しいです。メッセージにギッシリとご感想を頂いています。もっともっと増やすぞ!いずみホールのために!←最近羞恥心がなくなってきた。)
熊本からすぐに移動した香川では、この旅で一番良い演奏ができたとメンバーと感じることができました。
なかなかリハーサルをきっちりと取ることが出来ない中で、いつもプロフェッショナルな仕事をできるメンバーで私は恵まれていると感じながらも、それでも毎回反省会ばかりの熱い音楽仲間です。
今回は「響き」に集中して音作りについて綿密に語り、少しずつ調整を重ねることができたことが収穫でした。
川井さんのステージと、自分たちアンサンブルの音作り、何方向から勉強できるんだこの現場は…な松本でした。
ありがとうございました。
まだまだ続く芸術の秋、そして幻想的で大好きな冬。
心を込めて一つ一つ丁寧に、紡いでいきたいと思っています。
これからも皆さまの応援を感じて頑張ります。
久々のじっくり日記。
お付き合い、ありがとうございました。
(ps 岡山で出会った白鳥)