いつも松本尚子の音楽を応援くださりありがとうございます。
このホームページをご覧の皆さまに先行告知、お知らせです。
この度、初めてのソロアルバムを発売させて頂けることになりました。
具体的なアルバム発表日程詳細は画像の通り、
・発売日 - 2019年8月1日[木]
です。
また同日、発売記念公演を大丸心斎橋劇場にて予定しております。
・2019年8月1日[木]
開場18:30 / 開演19:00
大丸心斎橋劇場(大丸心斎橋北館14階)
チケット販売及びご予約開始は5月18日[土]です。(カフェマリア公演にて発売開始します)
チケットにアルバムのヒントがなんとなくあるので、ぜひチケットを手にしてほしいなと思っています。(ヒントとか好きだよな私。何の影響。)
また、チケットご予約ページとは別に、翌5/19からはご購入頂けるSHOPページを開設しますので是非そちらからも。(既に右上にカゴが表示されてしまっている。え。何故かわからないのでこのままですみません。)
~ここからは正に日記です。長い。お付き合い頂ける方は是非~(常に付き合ってもらってるくせにね)
ここまでくるの、本当に長かったです。
皆様にも本当にお待たせしました。
大学卒業がスタートなのか、デビューリサイタルの21歳なのか細かいところは分からないけれど、具体的に音楽活動をこのホームページで綴るようになってからは6~7年経ちます。
・・・遅いよね。
昔からコンサートに来て下さるお客様には、ほんと、ほんとに気長に付き合って下さってありがとう…。と思っています。
近年出会って下さった方にも、CD無いの?と残念に思わせてしまったりと、お待たせしました。
実はこの数年の間に何度かアルバム制作の話がありました。
けれど様々な理由からどれも頓挫してしまい、その度に意気消沈しました。
更に時代は、断捨離、ミニマリズム、配信、生産性主義。
そんな時代に「盤を残すことの意味は?」と根本から考え出し、特に昨年は悩みの年となりました。(基本根明なのでほぼ笑ってますよご安心)
本来の想いを後押しされたのは今年の初め。
あるアーティストのレコーディングサポートに出かけた折に、盤の魅力を嬉しそうに語る方に出会いました。
私には十分過ぎる後押しでした。
そして時同じく、プロデューサーでアレンジャーの塩入俊哉さんにお時間を頂くことができ、ようやく今日皆さまに発表できることとなりました。(憧れの人川井郁子さんや、錚々たるバイオリニストをプロデュースしてこられた方に1枚目をお任せできること、身に余る事です。)
私の中では数年に渡り燻った想いです。
あまりにもソロCDについては挫折(楽観主義ではありますが事実、挫折ですよね。)が多かったので、今尚消えない不安も決して否定はできませんが、「旅のはじまり」のように、その不安をしっかり味わいつつ前を見ています。
さて、そんな渾身の一枚を発表する会場が【大丸心斎橋劇場】です。
何故この場所なのかというと「劇場」ということに意味があります。
長くかかった分、私の音楽性もここ数年で大幅に変化しました。
そんな折に、お客様から口々に寄せられたのが
「ジャンルは関係ない。松本尚子の音楽のファン」
「一体幾つ顔を持ってるの?」
「何重人格?」
「今日はまた違う尚ちゃんを発見した」
という言葉。
パフォーマーの経験や、テーマを設けたシリーズコンサートを2年に渡り開催したこと、クールアンやエルクリマ、最近ではタンゴグレリオさん、更には日頃から様々な場所にお呼び頂くお仕事等々から、「シーンによって人が変わる」私が出来上がってきたのかも知れません。
そして、これが私の個性なのかも、と考えるようになりました。
そんな私の表現したい、皆様と味わいたい世界は、クラシック専門ホールでもライブハウスでもしっくり来ず、出た答えが「劇場」でした。
幾つの顔を出せるだろう。
時に楽しく時に切なく、心を乗せて舞うバイオリン。です。(自分で言うのは恥ずかしい)
私のこれまでを惜しむことなく全て今後の表現に繋げていきたいと思っています。
長い旅の一歩目にしては余りにも時間をかけてしまったけれど、だからこそ大切に温めてきたとっておきの時を過ごしたいです。
皆様の時間を私にください。
どうぞどうぞ、よろしくお願いします。
PS
ビジュアル発表や、フライヤー公開はまだ先です。
デザイナーさんと打ち合わせを進め、着々と前に向かっています。どうぞ当日までの歩みもお楽しみに。
少しずつ、でも逐一、皆様にここでお伝えしていこうと思っています。そんな道中も一緒に盛り上げてくれると嬉しいです。