エルクリマカルテット、カフェプレリュードさんにてコンサート出演させて頂きました。
モーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」に取り組みました。
コンチェルトを初めて学んだ小学生の頃から、モーツァルトは何だか苦手だと思っていました。
お高くとまってて(ごめんね)、綺麗すぎて、自然なのに不自然に感じるなぁ(いやもう本当にごめんね)と子供ながらに思っていました。
今回、エルクリマカルテットで機会を頂いたことで、この仲良くなれないアマデウス氏と向き合うことができました。
エルクリマメンバーで、アメリカに2年留学していた幼馴染の山田聖華ちゃんが昨年帰国しました。
中学まで同じ教室で学び、その後も弦楽アンサンブルで事あるごとに共演してきた彼女と、教室の仲間たちの中ではなく外の世界で本気で音楽を作る、もしかしたら初めての機会だったのかも知れません。
私の知らない素敵な音や、素晴らしい技術をたくさん見ました。リハーサルの中でたくさんのことを教わりました。やっぱり一つ上のお姉ちゃんだなと、ある意味では子供の頃の感覚を思い出したような気持ちになりました。
好きなことが仕事であることは幸せなことだけれど少し複雑なものです。エルクリマにいると、純粋に音楽を勉強する気持ちでいることができます。
私がエルクリマでクラシックの勉強を続けている理由はたくさんあるけれど、それを再確認したような本番になりました。
これだからクラシックが好きだ!と思える幸せな時間でした。
プレリュードさん、お越し下さった皆様、ありがとうございました。
ps
プレリュードさんはとてもすてきな空間。
店内の全てがアマデウスになっているという粋な計らいにポッ。