ソロコンサートシリーズ第一夜、終了致しました。
共演のピアニスト、長井友理子さんとは高校時代からレッスンを受けたりコンクールに出たり、リサイタルをしたり、お仕事したりと出会ってからの多くの時間を共にしてきました。
普段もお仕事で一緒にいる機会が多いですが、昨日は特に、これまでの共にした時間というのを肌で呼吸で感じる本番でした。
本番ならでは、クラシックならではの呼吸や間が妙に心地よく、恐ろしく調和する不思議な瞬間が何度もありました。
本企画の発案も、彼女とのバラードを目的意識を持って取り組みたくなったことがきっかけです。
クラシカルアレンジということで、たくさん編曲も手伝って頂きました。
今回初めて取り組んだ「からたちの花」は、大好きだけれど恐れ多くて器楽カバーなどできなかった曲。
出てくる殆どの音が重音(複数の音)というなんともバイオリニスト泣かせなバイオレンスアレンジですが(笑うところではない)、声や歌詞の持つイメージがそのまま和声の積み重ねに表れており、無理のない気持ちで表現することができました。
あとはもっとたくさん弾き慣れていきたいところです。(これは個人的な目標点)
(この写真、とても好きな瞬間なのに友理子氏が殆ど切れてしまっている。どの曲のどの瞬間かわかるほど好きな瞬間。)
第一夜が終わっても、二夜三夜とまだまだ目の前に目標が見えているのが、このシリーズを企画して良かったところの一つだと、昨日が終わって感じました。
始まったばかりのコンサートシリーズ。
どんどん盛り上げていきたいと思います。
皆様まだまだ楽しむ準備を、どうぞよろしくお願い致します。
お越し下さった皆さま、激励くださった皆さま、walzerさん、長井友理子さん、ありがとうございました。